1.なぜ注文住宅にしたか



私が家探しを始めたきっかけは子供が大きくなり、現在暮らしている社宅が手狭になったためでした。

30代後半にもなると周りは次々とマイホームを持ち、最新の設備が整った環境で快適に暮らしています。いつしか自分もそんなマイホームが欲しいと自然と思うようになりました。

最初は子供の学区内で手頃な価格と通勤の利便性を兼ね備えた建売を中心に探しました。

何軒か回るうちに段々と目が肥えていきます。リビングや外観はオシャレだったり快適そうに見えるものの、2階に上がると暑かったり、近隣の家との距離や視線が気になったり、色々と目につくようになりました。幸か不幸か戸建建売が人気のエリアの為、いいなと思った物件はあっという間に売れていきました。すっかりマイホーム熱に火がついてしまい、後には引けず、値が張っても自分の思うような家が欲しいと思うようになり、注文住宅も検討に入れることになりました。


2.注文住宅を選んだメリット・デメリット


注文住宅のデメリットは何と言っても価格です。建売住宅の1.5倍は覚悟しなければなりません。

昨今では注文住宅でもローコストの家もありますが、性能は建売住宅となんら変わりありません。私が注文住宅でどうしても叶えたかったのは高気密・高断熱の住み心地のいい家にしたかったということです。あと耐震等級も忘れてはいけません。安全、安心に暮らし先のメンテナンスにも負担が少ない家を考えた時、見た目のデザインやかっこよさではなく、構造、性能がしっかりしている家を建てる必要があると思いました。建売と比較したらイニシャルコストはかかりますが、住み始めてからのランニングコストは建売ほどかかりません。ましてや30年後建て替える必要もありません。トータルで考えたら注文住宅はメリットしか無いように思います。



3.注文住宅で叶う将来の幸せ



人の幸せは人それぞれだと思います。デザインや外見が大事な人、中身が大事な人、人それぞれ価値観は違いますが、人間が生活していく上で、不快に感じることは一緒ではないでしょうか。冬の寒さだったり、夏の暑さだったり、地震による揺れへの恐怖だったり。そういった不安や不快を少しでも解消できるのであれば将来への投資として注文住宅で信頼できる会社に頼み、一生に一度の大きな買い物をしてもいいのではないでしょうか。