諦められない夢

・一戸建てが夢でした

 私は子供のころから20歳くらいまで、団地で 暮らしていました。自分の部屋というものがなく、一戸建てに住んでいて自分の部屋を持っている友達が羨ましかったのを覚えています。社会人になりアパートを借りて一人暮らしをはじめました。自分の部屋を持っていなかったため『憧れの一人暮らし』という感じでした。しかし、ある日トラブルが発生!隣人が「音楽がうるさい」と怒鳴り込んできました。

私は怖くなり、間もなく別のアパートに引っ越しました。

 

・こんな家がほしい

子供の頃に自分の部屋がなかった。憧れの一人暮らしのはずが怖い思いをした。そんなこともあって、私は将来一戸建てに住みたいと強く思うようになっていました。

初めは、建て売りでもいいから、とにかく一戸建てと考えていましたが、知り合いや雑誌などを見ているうちに、どうせ建てるなら、注文住宅がいいと思うようになりました。

私が描いた理想の注文住宅は、「そんなに広くなくてもいい。でも2階建てで、木の暖かみのある家。できれば、ウッドデッキか広いバルコニーがあり、そこで家族揃って夏の夕暮れにバーベキューなんかが出来ると最高だなぁ」と、そんな注文住宅を夢に描いていました。

・将来は田舎で暮らしたい

しかし、現在は一戸建てには住んでおりますが、夢に描いた家とは言えません。

でも、現役を引退する頃には、どこか自然豊かな地方に、いつか夢に描いたあの注文住宅を建てて、夏の夕暮れに、家族でバーベキューをしながら、ビールを飲めたらいいなあと未だに夢を描いています。