岡崎市で新築注文住宅の見積もりを見ていると、「標準仕様」では物足りないけれど、「オプション」に変えると何十万円も上がってしまう……というジレンマに陥ります。しかし、実は表向きのカタログには載っていない、賢い交渉術があるのをご存知でしょうか。
今回は、私が現場で見てきた「得する施主」が実践している、追加費用を極限まで抑えながら、標準仕様を「神格上げ」する裏技をこっそりお教えします。注文住宅の契約前後に使える、ちょっとした知恵の差で、完成時の満足度は劇的に変わります。
1. 「型落ち・廃番前」の製品を狙う
住宅設備のメーカーは、毎年春や秋にモデルチェンジを行います。
裏技:一つ前のモデル(型落ち品)や、在庫限りの製品をあえて指定してみてください。機能はほとんど変わらないのに、ハウスメーカー側が在庫処分のために「オプション差額なし」で入れてくれることがあります。注文住宅の打ち合わせで、担当者に「メーカーの切り替え時期でお得な設備はないですか?」と聞いてみるのがコツです。
2. ハウスメーカーの「得意メーカー」に合わせる
各ハウスメーカーには、年間取引数が多く、仕入れ値が極端に安い「得意な住設メーカー」があります。
裏技:例えば、標準がリクシルだけど、その会社がタカラスタンダードと強いパイプがある場合、「タカラのハイグレード品をリクシルの標準価格で入れてもらえませんか?」という交渉が成立することがあります。注文住宅の会社が、どのメーカーと仲が良いかを見抜くのがポイントです。
3. 「施主支給」を盾に、同等の値引きを引き出す
「照明やエアコン、ペーパーホルダーは自分で安く買って持ち込みます」と伝えてみましょう。
裏技:ハウスメーカーは、売り上げが減るのを嫌がります。「それなら、うちで手配する分をネット価格(施主支給と同等価格)まで下げます」という提案を引き出せることがあります。注文住宅の担当者も、利益率を下げてでも自社で一括管理したいという心理を突くのです。
体験談:展示場の「展示品処分」で最高級キッチンをゲット
「たまたま立ち寄った住宅展示場がリニューアルすることを知りました。そこで使われていた最高級クラスのアイランドキッチンを、『これ、私の家に使えませんか?』とダメ元で相談。解体・運搬費はかかりましたが、本来なら300万円するキッチンを、標準との差額ほぼゼロで導入できました。注文住宅はタイミングと情報収集が命です」(40代・女性)
まとめ:交渉は「わがまま」ではなく「提案」
ただ「安くして」と言うだけでは、相手も動きにくいものです。「御社にとってのメリット(在庫処分やキャンペーン協力)」と「自分の希望」を掛け合わせるのが、注文住宅の交渉を成功させる鍵です。賢く立ち回って、理想の仕様を予算内で手に入れましょう。